「働けどはたらけどなお、わがくらし楽にならざり」…労働者の苦悩を感動的に歌った石川啄木。その生活は放蕩三昧、超自分勝手だった!

聞いたことがある言い回しが、実は誤解されているものだったら?世界各国の偉人が残した「名言」にまつわるエピソードを紹介する連載記事です。第九回は、日本文学史に欠かせない天才歌人・石川啄木の代表作『一握の砂』の中の一説と、啄木その人の生き方に迫ります。