“シーン”を喪失した音楽シーンの2020年と、アーティストが育む萌芽

およそ5年前。筆者は「今の時代の『音楽』をあらわすイメージは『音符』でも『ディスク』でもなく『たくさんの手が上がっているライブの光景』なんだ」ということを書いた。こうしてみると、今の時代の「音楽」をあらわすイメージは「音符」でも「ディスク」でもなく...