実朝の「割れて 砕けて 裂けて散るかも」

『鎌倉殿の13人』を観ていてドラマとしてはちょっと珍しいと思うのは、今までに二首の和歌が「5・7・5・7・7」のまま省略されずに登場したことだ。 もしかしたら二首だけではなくてもっと出てきたのを見逃している可能性もあるが、覚えているのはこれまでに二首だ。 頼朝の愛妾「亀」が引用した和歌 最初の和歌は、…