5歳児の脳を損傷させた「DV夫婦」の末路 トラウマを抱えた子どもの守り方

虐待は子どもの脳を萎縮させ、学習意欲の低下やうつ病などの原因になる。だが、夫婦喧嘩など、子ども自身に向けられた暴言や暴力ではなくても、ストレスホルモンによって脳神経の発達が阻害されることがわかってきた。小児精神科医の友田明美氏が、ある夫婦の実例を通じて警鐘を鳴らす――。