塾講師が「志望校はどこか」と両親に聞くのは、詐欺の手口と同じである 理想と現実の差が説得力を生み出す
詐欺師はどんな手口で消費者を騙すのか。ルポライターの多田文明さんは「よく使われるのが『対立思考』という方法だ。理想と現実など、物事の見方をはっきり2つにわけることで相手に考える隙を与えない。私も若いころ騙されそうになったことがある」という――。