「人生は楽しいことより苦しいことのほうが多い」そんなブッダの悟りは脳科学的にも正しい 人間の設定は生まれつきネガティブ

大金を手にしても、愛する人と結ばれても、人間の喜びや幸せは持続しない。サイエンスライターの鈴木祐さんは「ブッダは『人生は苦である』と説いた。それを証明するように、人間の脳には、嫌なことはあとまで残り、良いことはすぐに忘れるという習性があることがわかってきた」という――。