「マーガリンはピンク色にするべき」そんなヤバい法律がアメリカで成立寸前になったワケ 「バターと同じ黄色なのはずるい」

1900年頃のアメリカでは、「マーガリンはピンクに着色して販売せよ」という法律が成立寸前になったことがある。東京大学大学院の久野愛准教授は「マーガリンに市場を奪われるバター業界の反発だった。当時の人がいかに食べ物の色に重点を置いていたかが読み取れる」という――。