200人がセルビア兵に犯され、虐殺された…ボスニアの人気温泉施設が「レイプ・ホテル」と呼ばれるワケ 忌まわしい現場は、いまも営業を続けている

東欧のボスニア・ヘルツェゴビナに「レイプ・ホテル」と呼ばれる温泉施設がある。ボスニア紛争(1992~95年)では、この施設でボスニア人女性約200人が性暴力を受け、虐殺された。だが、ホテルは当時の建物のまま営業を続けている。毎日新聞の三木幸治記者の著書『迷える東欧 ウクライナの民が向かった国々』(毎日新聞出…