6170億円の税金投入はまたムダになるだけ…半導体技術者が「経産省の半導体支援」に疑問を呈するワケ 経産省の診断と処方箋は、今回も間違っている

日本の半導体産業は今後どうなるのか。半導体産業コンサルタントの湯之上隆さんは「私は2021年6月1日の衆議院の意見陳述で、日本半導体産業が凋落したのは『診断が間違っていたため、その処方箋も奏功しなかった』と論じた。政府と経産省は、また同じ間違いを犯そうとしている」という――。(第2回)