熊本、北海道、そして能登半島…「地震ハザードマップ」がまったくアテにならない科学的な理由 残念ながら、いまの科学でも正確な予測はできない

超巨大地震「南海トラフ地震」の発生が危惧される中、2016年に熊本、2018年に北海道・胆振、2024年には能登半島で大地震が起きた。発生確率が高くないとされていた地域で地震が起き、南海トラフ地震が起きないのはなぜなのか。『南海トラフ地震の真実』を書いた東京新聞の小沢慧一記者に聞いた――。(後編/全2回)