思いやりのマユミ!アイロンとワイシャツと、月曜日の朝:過去日記150

アイロンの余熱と、朝のやさしさが満ちるとき 月曜日の朝。 ヒロは出勤の支度をしながら、クローゼットの前で立ち尽くしていた。 「……あれ、着ようと思ってた白シャツ、どこ行ったっけ」 マユミはキッチンでコーヒーを淹れながら、ふと振り返る。 「昨日、洗濯してたでしょ? 今アイロンかけてあるよ、テーブルの上」 「あ…