伏見宮博恭王~大鑑巨砲主義の「宮様元帥」

幹部学校で見学した海軍軍人の書の中でも、個人的感想ですが、もっともこの伏見宮博恭王の「儲 材 鎮 洋」 という書はのびやかでかつ雅な典雅さを持っているように思われました。「儲材鎮洋」 ちょざい・ちんようとは、おそらく伏見宮の創作した語で、人材を儲え、海を鎮めるという意味です。決してお飾りの軍人ではなく、…