ブリュノ・デュモンの"France"を観て、共感について考える

ブリュノ・デュモンの"France"を観た。最初はすわコメディ版「ハデウェイヒ」か?と思ったが、最終的にはそれ以上の作品に思えた。ある人間存在の精神というものが一線を越える。これはデュモン映画のお約束だが、今回はふてぶてしさとグチャグチャさを行きかうレア・セドゥの顔面を通じて描き、その果てに現れるのは"白人…