古書価格2万円以上 山岳書界でカルト的な人気を誇る『山岳サルベージ繁盛記』気になる内容とは

 山岳書界でカルト的な人気を誇っている本がある。  その名は『山岳サルベージ繁盛記』(朋文堂)。昭和20年代~30年代(1950~1965年ごろ)の、主として谷川岳を舞台とした山岳救助の記録を書いた本である。 著者は寺田甲子男(てらだきねお)。東京の緑山…