芥川賞作家・町屋良平「フィクションは悪いものとして働いていることが多い」 新作『生きる演技』インタビュー
『1R1分34秒』(新潮社)で2019年に第160回芥川龍之介賞を受賞した作家の町屋良平が、新作『生きる演技』(河出書房新社)を2024年3月14日に上梓した。 物語の軸を担っているのは、「元・天才子役」の生埼、空気の読めない「炎上系」俳優の笹岡という二人の男子高校生。ともに家族に対する憤りや怒…