ブレイディみかこが振り返る、三年間のコロナ禍での日々「なんとかなると信じて、もがいていくしかない」
ブレイディみかこ氏の新刊『転がる珠玉のように』(中央公論新社)は、イギリス在住の著者がコロナ禍に体験した日々の出来事を綴った約3年ぶりとなるエッセイ集だ。日本に住む父とのスカイプでのコミュニケーション、ロックダウン鬱、イギリスならではの言葉のハプニング、そして末期癌の母との別れ……予想外の出来事に翻弄…