アンナ・カリーナはなぜ映画に愛されたのか? ゴダールら作家との蜜月から、その演技を振り返る
「女は女であることを証明しながら、映画は映画であることを証明してみせる」(ジャン=リュック・ゴダール) 『女は女である』(ジャン=リュック・ゴダール/1961年)の制作に挑む若きゴダールの野心は、「アンナ・カリーナはアンナ・カリーナであることを証明する」ことでもあった。当初アンナ・カリーナを主演に…