『イニシェリン島の精霊』に込められた、世界を救う一抹の希望 真の“アイルランド魂”とは
衝撃的な人間ドラマが展開する映画『スリー・ビルボード』(2017年)で、監督、脚本家として絶大な評価を受けることになった、マーティン・マクドナー。多方面からの期待を浴びながら公開された次作は、1920年代のアイルランドの島を舞台にした、『イニシェリン島の精霊』だった。 もともと、過激なコメディ描写…