反俗日記
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第15回。上野千鶴子著「資本制と家父長制」~共同体が析出したのは自由な個人ではなく自由な孤立した家族。市場が手を結んだ個人は単婚家族の代理人=家長労働者。養育、教育期間の母親のM型就労。
上野千鶴子著「資本制と家父長制」引用 「前近代的な婚姻では、妻は嫡出子をあげるための道具とみなされた。 こういう制度の下では、離婚は女にとって子供を近家において出ることを意味した。 >子別れが嫌さに離婚を思いとどまった女も多い。 だが当時も、母親と生き別れた子供を父親が育てたわけではなく、父系拡大家族…