戦国時代の南九州、激動の16世紀(1)島津忠良が実権をつかむ、本宗家を乗っ取る!?

14世紀の南北朝争乱期より、南九州はずっと戦乱が続く。守護の島津(しまづ)氏は領内統治に苦労する。反抗勢力に手を焼きつつ、一族内でも反乱が絶えず、収拾をつけられないままズルズルと時代は流れて、……激動の16世紀へ。 なお、記事内の日付は旧暦で記す。 島津忠兼の憂鬱 豊州家と肝付氏の抗争 北郷氏と伊東氏と北原…