戦国時代の南九州、激動の16世紀(6)清水・加治木の動乱、ザビエルの来訪

島津貴久(しまづたかひさ)が本宗家の継承者となった。だが、もともとは分家である島津貴久の台頭に反発して、天文11年(1542年)に13人の一門衆・国衆が反乱を起こす。大隅国の生別府(おいのびゅう、鹿児島県霧島市隼人町小浜)や加治木(かじき、鹿児島県姶良市加治木)で戦いとなり、島津貴久は苦戦する。そこで、本…