戦国時代の南九州、激動の16世紀(8)廻城の戦い、飫肥の役、真幸院の争乱

島津貴久(しまづたかひさ)は西大隅の帖佐・蒲生(ちょうさ・かもう、鹿児島県姶良市)を制圧し、さらなる勢力拡大をうかがう。ただ、反抗勢力を完全に押さえ込んだわけではなく、火種はあちこちにくすぶっている。 rekishikomugae.net そして、味方っだった者が強大な敵に転じたりもするのである。大隅国の肝付兼続(き…