『島津義弘の賭け』(著/山本博文)、そして島津家は戦国時代を生き残った

島津義弘(しまづよしひろ)を知るにはオススメの一冊だ! 『島津義弘の賭け』は、16世紀末から17世紀初めにかけての島津家の事情を丁寧に掘り起こす。豊臣政権下で苦闘し、関ケ原の戦いから生還し、粘り強く交渉して本領安堵を勝ち取る。お家存亡の危機の連続を、島津家がなんとか乗り越えていく過程がつづられている。 …