三州統一へ、伊東義祐の豊後落ち/戦国時代の九州戦線、島津四兄弟の進撃(3)

天正2年(1574年)、島津義久(しまづよしひさ)は長年の宿敵であった肝付(きもつき)氏を従属させた。大隅国を平定し、日向国南部の志布志(しぶし、鹿児島県志布志市)まで島津氏の支配下となった。薩摩国とあわせてその範囲は、現在の鹿児島県全域(島嶼部のぞく)とほぼ重なる。 rekishikomugae.net 日向国(現在の宮…