『中務大輔家久公御上京日記』(著/島津家久)、薩摩から京へ、5ヶ月間の旅程

天正3年(1575年)、島津家久(しまづいえひさ)は薩摩国から京へのぼる。その道中をつづった日記が残っている。これがかなり面白い内容なのだ! 島津家久の旅程を知ることができるほか、戦国時代の実情や当時の諸国の様子といったこともわかる。京では織田信長を見かけたり、明智光秀に招かれたりもしている。また、島津…