ATG映画大当たり!森田芳光監督「家族ゲーム」1983年度キネマ旬報ベストテン第1位

1983年、日本映画は秀作ぞろいだった。 「カンヌ映画祭」でパルム・ドールに輝いた今村昌平監督の『楢山節考』を筆頭に、同じくカンヌを競った大島渚監督の『戦場のメリークリスマス』、そして五社英雄監督の『陽暉楼』に、市川崑監督の『細雪』―― 等々。これらを抑えての『家族ゲーム』のキネ旬1位は見事だった。