本と過ごす時間。

ちゃんと本を読めるようになったのは、高校生になってからのことでした。小中学校を通して、読んだ記憶のある本は『トム・ソーヤーの冒険』1冊だけ。読書とはまるで縁がなく、外で遊んでばかりいる子どもだったのです。 本が好きになっていったのには、理由がありました。遅れてやってきた思春期のなかで、生意気にも、貧…