「帝都衛星軌道」島田荘司/講談社

島田荘司さんの最新作。 帯に「正直言って、自信作です。」という島田さん本人のコメントが載せされていたが、 期待にたがわぬ傑作だった。 前作「摩天楼の怪人」は、1900年代初頭のニューヨーク・マンハッタンを舞台にした ぺダンティックな魅力にあふれた小説だったが、本作では帝都・東京も負けない 魅力的な素材である…