「カレイドスコープの箱庭」海堂尊/宝島社

海堂尊さんの長編小説。 「ケルベロスの肖像」に続く時間軸の作品。 久々に、田口・白鳥ペアが取り組む事件、 前作に比べればこじんまりとしたケースになるのだけれど ”実際にやったことは大したことでない”という今回のような悪意が もっとも現実的で怖いとも思った。 それにAIセンターのその後や意義についての議論もあ…