「屋上の道化たち」島田荘司/講談社

島田荘司さんの長編小説。 ハードカバーの表紙は、 都会の夜景を背景に薄暗い屋上で踊るピエロ。 そのおどろおどろしさのイメージから「摩天楼の怪人」に通じるものを想像しながら 読み始めたのですが、 冒頭から、 グリコ・キャラメルをモチーフにしたと思われる”ブルコ”の走るキャラクター看板をめぐる 郷愁をそそるモノ…