市川春子『宝石の国』12巻までを読んでの感想

普段は、完結前の漫画の感想は書かないようにしているんだけど*1、今回は書く。市川春子『宝石の国』12巻、約2年4ヶ月ぶりの新刊である。写真は特装版。ちなみに私は単行本派で、アニメは観ていない。彼らの世界の痛みは消えていない。痛みが移動しただけ。肉と骨と魂の世界は、私たちの世界とよく似ている。私たちは永遠…