深夜のコンビニデート

これは初夏のとある記憶。 冷房を付けるほどでもない、でも何だか暑苦しくて寝付けない午前0時。私と彼は、むっくりとベッドから起き上がった。 「アイス食べたいな」寝ぼけまなこを抑えながら、唐突に彼がつぶやいた。「んー。いいんちゃう?」と私も目をこすりながら答えた。深夜テンションで、アイスなら奮発してハー…