トーマス・セドラチェク著,村井章子訳「善と悪の経済学:ギルガメシュ叙事詩、アニマルスピリット、ウォール街占拠」(東洋経済新報社)

この本が出てからもう10年になる。 経済学と言えばアダム・スミスから始まるモノ尾いう概念が当たり前であった時代に旧約聖書の時代から、あるいはギルガメシュ叙事詩の時代から、経済を見つめ人類の歴史を経済という側面から捉えていく。人が複数名いれば必ず社会が誕生し、社会を動かすためには必ず経済が存在する。統治…