河内春人著「継体天皇:六世紀に現れた世襲王権の「始祖王」」(中公新書)

今朝の朝日新聞にも広告が大々的に掲載されていた話題の書である。関連書籍が再版され、電子書籍でも売り上げを伸ばしているほどの盛況ぶりだ。しかし、「継体天皇」という名が一般にどれほど知られているかとなると、やや心許ない。教科書を紐解いても、中学段階では名前が記される程度であり、高校以上でようやく先代の…