静かな、新宿の夜である。

千駄ヶ谷駅の改札を出て、左に少し行くと、外苑西通り、それを四谷四丁目の交差点に向って、大京町の信号を過ぎ、しばらく歩いて、小さい路地を左に入った、その突き当りの家の戸口をくぐると、そこは、木々の生い茂った、広い庭のある、御苑に隣接した、新宿の異空間である、ラミュゼ de ケヤキ、案内状には、そう書いて…