母親の介護編62一家団欒はなかった。

母親の心の病は祖母の介護から始まり、その後も精神的な問題を抱えたまま数十年後に要介護となった。 父親が絶対の我が家は、父親に意見する事は許されず、ひたすら父親に言われた事を黙々とやるという家族ではないような境遇だった。