日米の家計格差が拡大 - 原動力は「ボーグルの愚行」

過去20年で米国の家計金融資産が3.1倍に伸びたのに対し日本は1.5倍。この取り返しがつかないほどの差は、株式や投信などの運用益の違いによって主にもたらされた。 米国の投信残高の増加を特に引っ張ってきたのが低コストのインデックス投信だ。株式投信に占める比率がわずか4%だった1995年から、2015年には22%に上昇し…