早瀬耕『プラネタリウムの外側』

AIと現実・記憶・死などを扱ったSF小説 5本の短編から構成された連作短編集であるが、世界・登場人物・時系列はつながっていて、1本の長編小説としても読める。 扱われているテーマ的には、ベタなものなので、SFとしては読みやすい部類の作品だと思うが、とてもうまく作られていて、唸らせられる作品だと思う。 南雲助教…