メノン/プラトン

メノン (岩波文庫 青 601-6)作者:プラトン岩波書店Amazon 想起説は登場するが、イデア論には言及されない。中期著作群へあと一歩というところまできて、模索している作品のようである。 それにしても、私にはどうもプラトンの対話篇が肌に合わない気がする。会話だとはいえ哲学なのだから、もちろん注意深く読まなくてはつ…