<お笑いと構造 第4回> 意外感と納得感の拮抗性――あるあるネタ、大喜利をケースに

文狸(ぶんり)です。前回まで、お笑いの構造分析の三尺度のうち、「意外感」「納得感」について説明してきました。 satzdachs.hatenablog.com 「意外感の笑い」「納得感の笑い」というのがそれぞれ単独で存在するわけではなく、私の分析では、一つの対象に対して複数の尺度を合わせて考えるのが基本です。そこで今回は、…