わたしのなかの「大人」③

私が「大人」と聞いて思い浮かべるのは、いつも特定の人だ。 三人目は、小学生のころネトゲで知り合った、当時25歳の友人。 私は彼のことを「空さん」と呼んでいた。 彼は、私が抱いていた「大人」の幻想を打ち破ってくれた、大切な人だ。 思春期時代、ずーっと関わっており、私は兄のように慕っていた。 現在の私の性格は…