いなのなかみち   菅江真澄テキスト

天明3年2月末、真澄は故郷を出発し信濃国伊那郡に入った。これは、信濃で年末まで過ごした日記である。このあいだに真澄は、5月24日に東筑摩郡洗馬村で宗福寺洞月上人に再会し、医者可児永通を紹介され滞留することになり、付近を巡遊した。 本文には、三河を出て美濃国をとおり信濃国に入るまでの日記もあったが、「し…