晴耕雨読 趣味と生活の覚書
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夜行列車
夜行列車に座って、車窓の外を眺めている自分がいる。 高校三年の三学期、大館駅から夜行列車に乗った。 窓の外は、真っ暗だった。 ひとりで、旅行したことなんてなかった。 受験のために、出稼ぎに出てる父がいる横浜に向かった。 父が、とても授業料の安い学校があると教えてくれたのだ。 その学校を、受験するためであ…