放浪の俳人 種田山頭火

昨年、種田山頭火没後80年ということで、「新 山頭火全集」(全8巻)が刊行された。 私は、20代の頃に「種田山頭火句集」を、持っていた。ちょうど、菅江真澄という人を知った頃である。 私にとっては、菅江真澄と同様に、生涯を旅に送った、というところに惹かれたのだと思う。 「放浪」とか「漂泊」というのが、キーワード…