そとがはまかぜ 菅江真澄テキスト

天明5年(1785年)、菅江真澄は、8月3日出羽の山本郡八森から津軽藩に入る。 この年の4月まで、出羽国雄勝郡に約5ヶ月滞在していて、その日記が「おののふるさと」である。 滞在中に親しくなった人々に別れを告げて、旅を続ける。 後の著作の内容により、横手、角館、阿仁鉱山、萩形、久保田、追分、男鹿、能代、岩館と移動…