翻筋斗はあもにい

和合亮一『続・和合亮一詩集』をおしりまで読む。このようにして震災直後からいまに至るまで、そのことを書きつづけることのできる体力と気力にまず気圧される。わたしは福島でゆれを体験しているといえども、詩を書きはじめたのは2013年(本書収録作は2011-13年間に書かれている)からで、なおかつ作品のなかで手応えを感…