12世紀の中国 金と宋 華北を捨てた宋、コメの生産量が増える。

日本の平安時代末期で、院政が始まり、平清盛など武士が政治に大きな影響力をもちはじめた。日宋貿易も盛んになり、宋の貨幣経済が平家政権を通じて日本に浸透した。 このころの中国は、契丹族の遼の支配下にあった中国東北部の女真族が金を建国。一方で、宋は旧法派と新法派の派閥争いで国力が弱まっていた。金は、宋と連…