紀元前1世紀の中国 漢王朝 武帝の財政改革

漢皇帝の武帝は、積極的な対外戦争や大量の役人採用によって財政難に陥った。 このころになると、重税や労役(対外戦争など)によって逃亡する農民が多くなった。彼らは、広大な土地を買い占めた豪族のもとで小作人として働くようになる。逃亡農民が増えると当然税収は減る。そのため、経済統制を行った。塩などの専売(民…