2459レ

午後3時半すぎ、逆光の光線が刻々と西に傾きながら、あたりの風景を黄金色に染める頃、ホームの案内放送が中央線の下り貨物接近を知らせる。 程なくして聞きなれたブロア音の二重奏が迫まって来た、EF64一般型の重連だ。 すっかり影の薄くなった感のあるロクヨン一般型ではあるが、その重低音は実に心地よい。単なる…