妄想heaven
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天使が空に
カーテンが開かれた大きな窓の前で、スングァンは一人で立っていた。晴れた日には気持ち良い景色だろうに、外は雨で、窓は閉まってるのに哀しい雨音が聞こえてきそうで、灰色の重たい雨雲が空をおおっていた。「うちのジョンハニヒョンは天使なのにさ。こんな日に青空じゃないってどういうことだよ……。ほんとに、ハニヒョ…